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ケーススタディ

導入事例

建設業において大変重要な「地図情報」による計画や提案業務がGoogleMapsの導入により飛躍的に向上

建設・不動産事業を中核事業としながらサステナブル社会に求められる社会システムの構築に向け、まちづくり総合エンジニアリング企業を目指されている竹中工務店様。 同社では、更なる地図情報の活用を目的とした地図情報システムの再構築と同時に、ベースマップとしてGoogleMapsを導入されました。導入により「地図情報」による計画や提案業務が飛躍的に向上すると共に、地図情報の更新でも、コスト面、効率面も向上しました。

お話を伺った方

株式会社竹中工務店様
グループICT推進室 システム企画・整備1グループ 課長 下園 大介 様
グループICT推進室 システム企画・整備1グループ 主任 押田 裕輔 様

【Google Maps API】を利用したサービスについて簡単に教えてください。

社内で利用している「地図情報システム」のベースマップとして利用しています。当社における地図情報システムは、保有する様々な情報をレイヤとして重ね合わることで土地の情報を可視化し、新たなプロジェクトを創出するためのシステムです。具体的には、当社が施工した建物の位置と災害の被害予測結果との重ね合わせによるBCP提言や、都市開発計画とお客様の進出希望計画との位置関係を明らかにした提案などです。

【Google Maps API】を導入したきっかけについて教えていただけますか。

建設業は土地に根差した事業であり、土地や場所を表現する「地図」の効果的な活用は大変重要であります。当社では2013年に、更なる地図情報の活用を目的とした地図情報システムの再構築と同時に、ベースマップとしてGoogleMapsを導入しました。その理由は、地図の更新頻度が高い点、クラウド配信型でシステム内の地図データの更新作業が不要である点、ストリートビュー、航空写真など更なる活用に有用な機能が充実している点が挙げられます。また、最近では多くのWebサイトにGoogleMapsが使われており、利用者が日頃から見慣れているという点も重視しました。

【Google Maps API】導入以前はどのような課題がありましたか。

GoogleMaps導入以前は、システム内の地図データを更新するたびに作業費用と手間がかかっていたため、更新は年1回程度となり、地図が古いということがしばしばありました。また、以前はデスクトップ型GISを利用していたため、クライアントへのソフトのインストールや設定及びそれらの利用者サポートが必要でした。

【Google Maps API】導入によってどのような効果が得られましたか。

Google Mapsの導入により、計画地周辺の最新でより詳細な地図が確認できるようになりました。GoogleMapsは地図の描画が詳細なだけでなく、見た目も美しく、そこに当社の持つ様々な情報を重ね合わせることにより、提案資料やプレゼンテーションの質も向上しました。
また、GoogleMapsを導入してからシステム内の地図は自動で更新・配信されるため、コスト面、効率面も向上しました。また、以前は自部門の業務に合わせて、各部門ごとにデスクトップ型GISを導入することがありましたが、利用者が事前のインストールや設定をせずに、ブラウザベースで利用できるGoogleMapsへシステムの統一ができ、デスクトップ型GISの購入費用も削減できました。
さらに、ブラウザやOSが限定されず、様々な端末で利用できるという点でも大変効果がありました。
当社では2014年よりモバイル端末を活用した新しい働き方によって業務効率化を目指す「竹中スマートワーク」を展開しており、PCやタブレット端末を利用して、社内外で地図情報を確認でき、業務効率が向上しました。
特にストリートビューは客先でタブレット端末を用いて、計画地周辺の状況をその場で確認できるという点が好評です。

今後の展望を教えてください。

今後はグループ会社への地図情報システムのさらなる利用拡大を目指しております。既にグループ会社2社で利用を開始しており、各社の業務に役立てております。今後は利用するグループ会社を更に増やし、グループ全体で情報を共有・活用することで、竹中グループ全体でまちづくり総合エンジニアリング企業を目指していきたいと考えております。