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ケーススタディ

導入事例

Google Maps API for Workの導入で利便性と商品訴求力の向上

オフィスビル・マンション・商業施設などの不動産開発をはじめ、賃貸・販売・鑑定評価・仲介・コンサルティングなど、総合不動産会社として幅広い事業を展開している日本土地建物株式会社様。「Google Maps API for Work」を活用いただいているのは、同社が顧客企業(ユーザー)に対して提供しているCRE(企業不動産)マネジメントシステム「CREXα」。ユーザーが管理している全国各地の生産施設や営業拠点、遊休地などの位置関係や分布状況がグーグルマップ上で俯瞰できるようになり、システムの利便性と商品訴求力が一挙に向上しました。

お話を伺った方

日本土地建物株式会社様
情報システム部 次長 甲田 秀氏
情報システム部 副課長 大内 亨介氏

導入 Before/After

導入前

  • 地図を開いて、動かしてといったアクションごとに課金が発生していた。
  • 社内の各部門が持っているシステムごとに課金されていた。

導入後

“以前のシステムは、課金体系などがシステムの利用実体にそぐわなくなっていました”
導入後は、大幅なコスト圧縮に加えてストリートビューの利用で利便性もアップしました。

  • 地図を開いたときに課金が発生するだけ。
    あとは地図をいくら動かしてもページビューが加算されない。
  • 管理物件自体はもちろん、周辺の画像を簡単に確認できるようになった。
    画像の更新も早いため、お客様がお持ちの画像より新しい画像をご覧いただけることも多い。
  • さらに
  • ひとつのライセンスで複数のシステムを運用できるようになり、大きな費用対効果が得られるようになった。

導入ご担当者様へのインタビュー

「Google Maps API for Work」を活用しているCREX αについて簡単に教えてください。

最適なCRE戦略の立案を支援するとともに、不動産管理業務の効率化を図ることができるサービスです。

弊社では、お客さまの経営戦略に即した最適なCRE(企業不動産)戦略の立案コンサルティングを展開しています。CREX αは、そのCRE戦略の立案に必要となるCRE情報の一元管理を実現するクラウド型の不動産管理システムです。メーカーや金融機関など、業種を問わず数多くの一般事業法人の不動産管理部門にご利用いただいています。物理的な不動産情報はもちろんのこと、各種の契約書や図面・権利・価格・修繕履歴などの情報を一元管理することで、不動産ポートフォリオの全体像を把握することができます。最適なCRE戦略を立案するための強力なツールであり、不動産管理業務の効率化も図ることができるサービスです。

情報システム部 次長
甲田 秀氏

CREX αの運用を開始する時点で、ユーザー様からEXCELまたはCSVデータをお預かりし、初期セットアップという形でグーグルマップへプロットしています。最初にお預かりするデータは座標情報がないことが多いため、Google Maps API for Workのジオコーディング機能を利用し、住所情報から座標情報に変換を行います。なお、ユーザー様側で座標情報をお持ちの場合でも、日本測地系の場合には世界測地系のグーグルマップへそのまま投影すると位置がずれてしまうため、パラメータを変換して細かい調整を行っています。

情報システム部 副課長
大内 亨介氏
  • Googleマップ上で不動産ポートフォリオや管理不動産の分布状況などを確認頂けます。
  • ストリートビューなどの定番機能のご利用により、管理不動産の周辺の環境を簡単に確認頂けます。

「Google Maps API for Work」を導入いただいた経緯をお聞かせください。

それまで利用していた地図情報サービスの課金体系と、ユーザー様の利用シーンとの間に乖離がありました。

2008年にCREXαの前身であるオンプレミス型のCREXというサービスを開始したのですが、そこで使っていた地図情報サービスは、地図を開く・動かすといったアクションごとに1リクエストとして課金が発生する課金体系でした。ユーザー様が地図情報を活用する場合、地図を開いて終わりということはまずありません。拡大縮小や移動などのさまざまなアクションを取るのが普通ですから、その都度利用料が加算される事になります。
そこで、クラウド型のCREXαを開発するにあたり、使用する地図情報サービスを再検討し、商用利用できる有償版のGoogle Maps API for Workの課金体系や機能などを調べました。その結果、まさにCREXαにフィットするサービスであるということが分かりました。Google Maps API for Workは地図を開いたときだけに課金が発生するので、ユーザー様が地図を動かしてもコストが増えないというメリットがあります。

代理店の選定にあたっては複数社が検討対象に上がったのですが、国際航業様に決めた理由は、やはりバックボーンとしての技術力、そして、大手であるにもかかわらず柔軟な対応力を持っているからです。費用的にも納得のいく価格をご提示いただけた事から国際航業様にお願いする事とし、2011年に契約を結びました。
実装の段階では、ユーザー様がお使いの際にできるだけコストを抑えてGoogle Maps API を利用するためにはどうすればいいかなど、技術的な部分を国際航業様にいろいろとご相談させていただきました。細かい質問にも丁寧に答えてくださいますし、サポート体制も手厚いので、今後も引き続きお願いしたいと思っています。

「国際航業さんに決めたのは、バックボーンとしての技術力と柔軟な対応力にある」と語る大内氏。

「Google Maps API for Work」の導入で変わった点を教えていただけますか。

コストの大幅な圧縮とストリートビュー利用による利便性の向上です。

Google Maps API for Workの導入で、もっとも恩恵を得ることができたのは、コストの圧縮です。このあたりは導入経緯のところでお話ししたとおりです。
もうひとつの大きなメリットは、ストリートビューが使えるようになったことです。今では一般的になってきましたが、CREXα開発時の検討材料としてストリートビューの存在はアドバンテージがありました。例えば管理物件そのものの画像はユーザー様でもお持ちだと思いますが、周辺まではなかなか手が回りません。しかし、ストリートビューをご利用いただけばそれが簡単に解決します。更新も早いですから、お客様が保管されているものより新しい画像をご覧いただけることも多いのです。また、国内はもちろんのこと、不動産を海外にお持ちのお客様もいらっしゃいますから、CREXαをご利用いただく際に海外の地図機能も使えるというのは営業の視点から見ても大きなメリットがあります。

「お客様へ提供する商材だけではなく、社内業務分もひとつのライセンスでまかなえるというのは大きなメリット」と語る甲田氏。

今後の展開予定についてお聞かせください。

ユーザー様の細かいご要望にきめ細かくお応えしていきたいと考えています。

お客さまのニーズは常に変化していますので、それに合わせて、あるいはそれに先回りして、CREXαの機能も拡充・変化を続けています。お客様にとって有益な情報やコンテンツを付加していくことを常に考え、将来的な仕様変更を含めて柔軟に対応していきます。
その一環として、昨年バージョンアップを行いました。お客様によってはデフォルト設定の項目だと多すぎるというケースがあるため、簡易的な項目のみを表示できるようにしたり、逆に、お客様独自で新規項目を追加できるようにしたりと、サービス機能を強化しました。
国際航業様からも、更なるサービス機能強化に向けた様々なご提案をいただいていますので、今後も連携を取りながらより使い勝手の良いシステムに発展させていきたいと思います。

「先回りする形でCREX αの機能も拡充・変化を続けている」と今後の展開について語る両氏。